30代だけど東京で脳ドックを受けたら、引っかかりました

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脳ドックを受診した理由は?

実は、我が家は代々高血圧の家系です。親戚や祖父、祖母は脳卒中で亡くなっています。父と母は高血圧で血圧を下げる薬を服用しています。私は今の所、高血圧はありません。ただ、やはり家系的に多いと心配になってしまいます。念の為、脳ドックを受診することにしました。ちなみに、お酒は、体質的に弱いので皆で集まる場でしか口にしませんし、煙草は全く吸いません。

脳ドックは30代でも受けた方がいい?年齢は早くない?

私は37歳で受診しました。『恐らく何もないだろう。ただ、念のため。安心したいし。』という気持ちで受けました。費用は高額ですが、安心料と思い金額は気にしないようにしました。脳ドックを受けるべきか、考えてしまう方もいると思います。私自身、脳ドックを受けたいと思ってから、実際に受けるまで半年かかってます。要は、億劫だったんですよね。ただ、その半年間ストレスを感じていました。不安要素や、心当たりがあるのに、予約を先延ばしにしてしていたからだと思います。

脳ドックの検査費用はいくら?

私は、八王子クリニック新町で検査しました。いちばん安い《脳ドックAコース/35,200円》にしました。普通の病院と比べて、待合室は広くてゆったりしています。八王子クリニックは、土日祝も検査を受ける事ができます。完全予約制で事前予約が必要です。ただ、土日の検査は1ヵ月先迄埋まっていましたね。私は平日に受けました。予約日の2週間後で都合の良い日時があったので、その日にしました。平日と土日祝を比べると予約の取りやすさは格段に違いますね。




他にも全身ドックとか、心臓ドックとか、癌ドックとか色々コースがあるようです。癌の初期症状は自覚が少ない場合もあるみたいです。フリーランスで仕事をしていて、なかなか健康診断を受ける機会がない場合などは、あえて人間ドックを検討しても良いかもしれませんね。

会社によっては、協会けんぽで人間ドックの受診費用の補助をしてくれる場合もあります。特に医療や介護に関連する会社が補助してくれる可能性が傾向としては高いです。もしくは、自治体が補助してくれる場合があります。ご自身の会社が補助をしてくれてるか確認してから受診した方がお得になると思います。私の勤めてる会社は、協会けんぽで人間ドックの補助を半額迄してくれるんですが、40歳以上が条件でした。私は37歳なので対象外となり、結果補助なしの為、全額実費で人間ドックを受けました。あと、3年待てませんでした。医療費控除で申請して少しでも節税できればと思います。

症状があるなら医療機関ですぐに受診を!!

もし、頭が痛い、吐き気がする、言葉が出ない、手足が痺れる、などの症状があるなら、急いで脳神経内科にいって検査をお勧めします。症状があれば保険適用で検査を受ける事ができます。最も怖いのは脳卒中です。頭が痛い、吐き気がする、めまい、ふらつき、などの症状があるので検査をしたいと伝えて下さい。高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病がある。脳卒中や心筋梗塞などの家族歴がある場合は、脳卒中発症のリスクが高いです。

私の親戚の話になりますが、頭が痛くて明け方に吐いてしまったとのことで朝一番にて脳神経内科を外来で受診しましたが、少し様子を見ましょうとのことで帰宅しました。しかし、翌日の朝、脳梗塞で亡くなってしまいました。まだ、50代半ばでした。年齢が若かったので先生も様子を見ましょうとの判断だったんでしょうね。男性だったのですが、男の人って『検査して下さい』とか、あまり言えないみたいですよ、、。




もし疑わしい症状があったら、先生に『念のため、脳ドックの検査をして欲しい』ってご自身の意志をはっきりと伝えて下さいね。症状があって医療機関を受診しても、検査をするかどうかは、先生の判断に委ねられます。脳卒中と明らかに疑われる症状がなければ、検査の希望を自分から申し出ないと先生の判断が優先されてしまいます。

脳ドックができない人は?

脳ドックは、脳のMRI検査です。MRI検査は、磁場と電波を利用して画像化する検査になります。強力な磁石を使うので体の中に人工物が入ってる方は、検査を受ける事ができません。

具体的には、心臓ペースメーカーを装着している方、人工内耳・人工中耳を使用している方になります。 入れ歯を使っている方は、検査時に外します。

また、閉所恐怖症の方は検査を躊躇してしまう方も多くいるかと思います。探してみると音楽を聴きながら検査をしてくれる人間ドックとかもありますよ。もしくは、あえて疲れてる状態や睡眠不足で検査を受けると、疲労や眠さで狭いが少し気にならなくなるかもしれません。あまりお勧めできませんが。

脳ドックの結果はいつ郵送されるの?

検査日から2週間後にレターパックで届きました。忘れた頃に到着しました。『報告書』という形で《人間ドック総合結果》と《人間ドックデータ集》の2部構成になっています。

《人間ドック総合結果》は、今回見つかった病気や解説、経過観察の日程、次回の人間ドックの検査内容の提案の内容になります。《人間ドックデータ集》は、検査データを詳細に記録したものです。専門医やかかりつけ医への受診の際に持っていくと医師も話が早くなると思います。専門用語が多く使われていて、素人の私にはさっぱりです。




人間ドックの結果は悪かった??

結果は、軽度異常でした、、、。「えっ!?」ってなりました。読影所見によると「明らかな脳梗塞、脳出血、脳腫瘍、先天奇形は認められません。アルツハイマー病などの脳委縮所見も認められません。ただ、年齢の割には脳室が拡大している印象でした。軽度であり、水頭症ではないと考えられます。元々の脳室サイズの可能性もあります」とのことでした。
経過観察で1年後に再度脳ドックを受けて下さいとのことです。普通じゃないって、正直ショックでした。元々の検査の目的とは全然違う結果がでてきました。生まれつきの可能性があるにしろ検査をやって良かったと思っています。検査費用は決して安い金額ではありませんが、人間ドックによって、数%が病気の早期発見に繋がっているのも事実です。心配とか気になるとかあれば受診してみてください。

このブログを読んで下さってありがとうございます。一人でも多くの方が、受診によって病気の早期発見に繋がることを願ってます。

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