保安講習など、乙4に必要な免許更新手続きは何がある?

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乙4の保安講習受講期限はいつまで?

保安講習受講の期日についてですが、各々の状態によって微妙に違いがあります。まず、保安講習を受講する必要の方は次の①~③に該当する方になります。免状を持っていても危険物を取り扱う仕事に従事していなければ保安講習を受講する義務はありません。

①継続して危険物の取扱作業に従事している場合。①の方は既に免許を活かした仕事に就いていて継続して危険物を取り扱う仕事に従事する方が該当します。継続して危険物の取扱作業に従事している場合は、前回受講した受講日以後における最初の4月1日から3年以内の受講が義務づけられています。

②新たに危険物の取扱作業に従事することになった場合。②の方は会社からの要請などで試験を受験して合格した方が該当します。新たに危険物の取扱作業に従事することになった場合、免許交付日後の最初の4月1日から3年以内の受講が義務づけられています。

③新たに危険物取扱作業に従事する方で『①』『②』以外の場合。③の方は例えば、退職などで危険物の取扱作業に従事する仕事から離れてしまったが、改めて危険物の取扱作業に従事する仕事に就く方が該当します。新たに危険物の取扱作業に従事することになった場合は、従事開始日から1年以内に受講する義務があります。




危険物取扱者免許状を取得後に危険物を取り扱う仕事に就業している場合は、定期的に保安講習を受ける必要があります。もしも、危険物を取り扱う仕事に就いていなくても希望があれば受講できます。

保安講習を受講する必要があるのに、期間内に受講しないと都道府県知事から免状の返納を命じられる場合があります。受講は年度末に込み合う傾向がありますので、受講できる人数の枠には限りがありますので、事前に受講日を調べて早めのご予約をお勧めします。

東京都の場合ですが、受講手数料は4,700円になります。

乙4の『書換え』が必要な場合は?

書き換えは、『写真の書換え』、『本籍等の書換え』があります。
『写真の書換え』は、10年に1回必要になります。免状に貼ってある写真は、10年以内に撮影されたものでなければなりません。免状の交付から10年以内に写真の書換えの申請が必要になります。免状に『写真の書換えは〇年〇月〇日まで』と記載されてます。免状に写真の書換えに関する期限が記載されていますので管理は楽かと思います。申請の際には、申請書と免状と写真が必要になります。手数料は1,600円になります。




『本籍等の書換え』は、免許状に記載されている事項が変更となった場合に申請が必要になります。結婚などで名字が変わったりした場合でも申請が必要になります。氏名や本籍が変わったらすみやかに申請する必要があります。申請の際には、申請書と免状と証明する書類(戸籍妙本、住民票、その他公的機関が発行した文書等であって書き換えの事由を確認できるもの)手数料は700円になります。

乙4の免状を紛失した場合の再交付申請とは?

乙4の免状を紛失してしまったり、破損や汚損で免状の記載内容が確認できなくなった場合には、免状の再交付申請をすることができます。仕事上、免状の携帯義務がある場合は、免状を汚したり、ボロボロになってしまう場合があるかと思います。そんな時は再交付申請をして綺麗な免状と交換してもらって下さいね。手数料は1,900円になります。

更新に係る費用は誰が負担するの?

勤め先によっては、更新に係る費用を負担してくれる会社があるかと思います。私が勤めている会社は、一切の費用負担をしてくれません。但し、乙4を取得すると毎月5,000円の手当を支給してくれます。3年に1度、絶対的に自己負担で講習費用を負担する形になってしまいますが、手当があるので、まぁ良いかなーと思って割り切っています。

乙4取得にかかった費用ですが、私の場合は13,000円位かかりました。悲しいことに免許申請費用も自己負担でした。しかし、毎月5,000円の手当をくれるなら、3ヵ月でペイできるので、まぁいいや。とこちらも楽観的に考えてしまいました。しかし、合格できずに受験回数が増えれば増えるほど、負担は大きくなるので1回で合格できたので良かったです。




ちなみに知人が勤めている会社も乙4を取得することが必須になっています。受験費用については、1回目だけ会社が負担してくれるそうです。そして、更新にかかる費用も会社が全て負担しているとのことでした。免許を持っていることによる手当はないそうです。ちなみに知人が勤めてる会社は、工場で製造業関係になります。雇用の条件として乙4取得してくださいねーという前提があったそうです。

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